サイコパス漫画「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~(1)」あらすじ無料ネタバレと感想|
天ヶ江ルチカ/新堂冬樹著
サイコパス女子高生
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こんにちは、マンガ大好きな亀太万太郎です。
人間が動物に見えることはありますか?
サル、チンパンジーや馬に似ている人はいますね。
今回紹介する「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~」は、主人公桂木涼子は動物に対して毒物を試して殺してしまいます。
家族も動物に見えてしまったり…
かなりサイコパスチックな内容になっています。
何でも実話をもとに描かれたストーリーみたいです。
それでは早速「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~(1)」をレビューしていきます。
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目 次
「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~(1)」登場人物(主人公)とあらすじ
登場人物
桂木涼子:家族の前では普通の女子高生だが裏では毒キノコを採取したりドクニンジンを栽培したりしてそれを動物に試し死ぬが実験をしている。
涼子の母:多忙な雑誌の編集者。夫が働かないため家族のために仕事と家事をこなしており、優しくて家族思いの良き母。
あらすじ
医学部を目指す涼子はどこにでもいる普通の女子高生ですが誰にも言えない秘密がありました。
それは毒を採取し栽培しそれで動物を殺して実験をするという猟奇的なことでした。
勉強をするふりをして学校の裏で毒キノコを採取しニワトリに食べさせるとすぐに効果が現れ絶命したニワトリたちを見て笑いが止まらないのでした。
「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~(1)」のネタバレ
涼子は医学部を目指す女子高生です。
頭脳明晰で、家族にも優しくどこにでもいる女の子。
しかし部屋には南京錠をかけ家族も入れないようにしています。
それは涼子に秘密があるからなのでした。
仕事と家事に追われて睡眠時間も2時間な母親のために、洗濯物を干すのを手伝います。
母は3時過ぎに帰宅し、4時に寝たのに6時に起きて洗濯機をまわしていました。
涼子はそんな頑張り過ぎる母をとても心配していました。
涼子の父は働かず、姉もまだ寝ていました。決して家族仲が悪いわけではありません。
母は自分が頑張ればいいんだと、祖母もいるし頑張って仕事ができるのは家族のおかげだと言います。
ー 学校にて ー
涼子は勉強をするふりをして学校の裏でキノコを採取しています。
目当ての毒キノコを見つけ、ニワトリに食べさせ実験することにしました。
誰かが来たのでニワトリ小屋の裏で見守ります。
するとニワトリが死んでいると慌てて職員室に行く生徒を見て、実験成功だと喜び笑うのでした。
ー 母親会社 -
涼子の母は雑誌の編集者で、部下に厳しく指導します。
そんな中、局長の推薦で復職したことを編集長に嫌味を言われたりしていました。
ー 涼子学校にて ー
毒キノコがまだ大量に生えているのを見つけた涼子は喜びます。
そしてネットで手に入れたドクニンジンの種がちゃんと育っているのを見て感動します。
初めてドクニンジンを使って殺したのは近所のお年寄りの飼い猫のネムでした。
ネムというのは涼子がいつも寝ているから勝手につけただけで本当はタマなのです。
眠ってばかりのネムをきっとずっと寝ていたいんだと思う涼子は飼い主が出かけている隙にダンボールにいれて連れ出しマグロの中落ちにドクニンジンを混ぜて与えます。
するとネムはすぐに痙攣し吐きだそうとします。
吐きだされては困ると必死で押さえつけ、口をふさぎます。
そして動かなくなったネム。
涼子は冷静にストップウォッチで死亡時間を測っていました。
涼子はそれからネムの死体をホルマリン漬けにしてビンにいれ、持ち歩いていました。
ドクニンジンが順調に育って広がっているのをネムに見届けて欲しいと思う涼子。
涼子は、家に帰ると祖母が一瞬ホワイトタイガーに見えました。
姉はチーターに、父はウサギに、それぞれ動物に見えてくるのです。
ー その日の深夜 -
母は深夜2時に帰宅すると涼子の部屋に電気がついているのを見て勉強頑張ってるんだと思います。
もちろん涼子は勉強ではなくドクニンジンについて調べていました。
母は唯一の楽しみの晩酌をしていました。
疲れているのに夜食を作ってくれると言います。
涼子は遠慮しますが、母が頑張り過ぎていることを心配します。
時々身体がきつくて死んだ方が楽なのかと思う時があると弱音を吐いた母。
それを聞いて涼子は過去に飼っていた子犬が安楽死させられた時に獣医が痛みも苦しみもない幸せな世界にいけると言っていたのを思い出します。
そして部屋に戻ると決心しました。
もうためらわない、ママを絶対に助けてあげるんだと。そしてネットで劇薬を購入するのでした。
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「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~(1)」の感想
主人公は頭脳明晰で家の手伝いもよくする女子高生なのですが、動物を毒殺して虐待し実験をしており、それを楽しんでいる快楽殺人犯です。
更には自分の母親まで毒殺を試みるという猟奇的なサイコパス。
ニュースを見ていないのでわからないのですがどうやら実際にあった話の様で、フィクションというかノンフィクションに近いようですね。
私自身、猫を飼っているので、猫を殺してホルマリン漬けにしてビンに容れて持ち歩いているのを見て心が痛くなりました。
涼子は家族の前ではとてもいい子で、まさか娘がそんなことをしているとは誰も気付いていません。
それにしても仕事が忙しすぎる上に家事も完ぺきにこなし、それだけでなく子供にも夫にもあたりが良い母が素晴らしすぎます。
そんな母が涼子の前で一度だけ弱音を吐くんですね。
死んでしまった方が楽だと思うこともあると。
それを聞いて涼子は助けてあげたいという気持ちになるのですが、その助けが殺して楽にしてあげようという考えになってしまったのが怖いです。
幼い頃に飼っていた子犬が安楽死させられた時、死ぬことで楽になれることがある、痛みも苦しみもない幸せな世界へ行けるという獣医の言葉をそのまま鵜呑みにしたのでしょう。
母を楽させてあげたい、その愛情が曲がった形で動物殺しや母も殺して楽にしてあげようと行動にうつさせてしまったんですね。
バイトをする、家族で家事を分担するなど、他にお母さんを楽にさせてあげる方法があるだろうに・・・
殺して楽にさせてあげるという考えしかできないのがとても切なく悲しいですね。
それでは、「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~」のコミック情報です。
「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~」の公式あらすじ
公式あらすじ
頭脳明晰で医学部を目指す桂木涼子は、毒キノコを採取し、ドクニンジンを栽培し、近所の猫や学校で飼われているニワトリで死の実証試験を行っていた。
それは幼いころ、愛犬を安楽死で見送った時、獣医師から「死ぬことで楽になることだってある」と告げられたことが心に残っていたからだった。
毎日家族のために、身を粉にして働く大好きな母親を楽にしてあげるため、積み上げてきた実証試験をもとに、涼子の母親を殺す『悪魔の実験』がはじまる――。
毒で母親が弱っていく様をリアルに描き話題をよんだ、新堂冬樹の小説をコミカライズ!
※この作品は『ダークネスな女たち Vol.18』に収録されています。
「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~」の掲載誌、出版社、著者情報
掲載誌:ダークネスな女たち
出版社:ぶんか社
著 者:天ヶ江ルチカ(あまがえるちか)/新堂冬樹(しんどうふゆき)
「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~」の配信サイト
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