痛グロ漫画「拷問迷宮 第4話」あらすじ無料ネタバレと感想|田近康平著
想像を絶する痛みに身悶え…
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こんにちは、マンガ大好きな亀太万太郎です。
あなたは自分が好きですか?
自分の事が好き過ぎて、目の前の家族や友達を裏切ったり、助けなかったりしていたら最悪ですよね。
今回紹介する「拷問迷宮」というタイトルの漫画の主人公は、18歳。
自分が世界で一番好きで、嫌なこと・面倒なことからすべて逃げている人生を送ってきました。
そのツケがついに回ってくることに…
それでは早速「拷問迷宮 第4話」をレビューしていきます。
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目 次
「拷問迷宮」登場人物(主人公)とあらすじ
登場人物
望月京一郎:主人公で18歳の大学生。自分のことが世界で1番好きで、面倒なことや争いからは逃げる主義。他人を助けたりしない性格。
あらすじ
扉が自分の痛みと連動して開くことに気付いた望月は、痛みを数値化したものがこぶしに数字として現われることがわかりました。
扉を開けるには爪を剥がすくらいの痛みを感じなければ出られないと思った望月は、1番使わないであろう左手の小指の爪をペンチで剥がすことにしました。
しかしいざやろうとすると手が震えて力が入らなくなり剥がすことができません。
しかしいつも逃げてばかりいた自分に覚悟を決めます。
「拷問迷宮 第4話」のネタバレ
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望月は息を飲んで左手を広げて台に置き、人差し指にペンチを当てました。
しかし力が抜けてしまいペンチを床に落としてしまいます。
あまりの恐さに息を止めていたのでハァハァと呼吸が乱れ、唾を飲み込むとむせるように呼吸が荒くなります。
右手はブルブルと震え、全く力が入りません。
しかし力が入らないのは言い訳にしているだけでただ逃げているだけだとわかっていました。
歯をカチカチと噛み合わせ、どう考えてもできないと思ってしまいます。
もう夜は遅く、天窓からは満月の光がさしていました。
もう一度右手にペンチを持ち、カチャカチャと鳴らします。
爪を凝視し、どれを剥ぐかを考えます。
やはり左手をやるのが1番いいのかと思いました。
足の爪を剥がしたら痛くて歩けなくなるかもしれない、1番使わない指は左手の小指だと思います。
意を決して再び台の上に左手を置き、小指の爪にペンチを当てます。
先をしっかり掴み引っ張るとメキっという音と共に少し亀裂が入りました。
フゥッフッフッと息が荒くなっていきます。
またペンチを持つ右手がブルブルと震え爪をとらえる手に力が入らなくなり感覚が鈍ります。
ハァッハァッとどんどん荒くなる呼吸。
爪を剥がすということが怖くてたまらないのです。
両手はブルブルと震えるどころかガクガクと大きく動いてしまいますます爪を捉ええられなくなります。
どうやっても怖くて剥がせないでいる爪を見ながら思います。
1つわかったことは、こんなことをさせてメリットのある人間がいるということ。
望月は、他人は醜いとずっと思っていました。
そして今度こそ覚悟を決めてペンチで爪を引っ張り上げます。
亀裂が入った爪がメギッと鈍い音を立ててめくれていきます。
途中で止めると余計に痛いのでそこからは勢いよく引っ張り抜きました。
ビッと引っこ抜き、ブチッと鈍い音がします。
ペンチには剥がされた爪がしっかりと挟まれています。
まるで時間が止まったかのように爪がなくなった指を冷静に凝視すると、ジワッと血が溢れ出てきました。
それを見た途端、急激な痛みが走り、ペンチは爪と共に床へ転がっていき、望月は爪を剥がした指をおさえながら声にならない声をあげます。
身体を上下に動かしながら急激な痛みに頭が真っ白になります。
痛い。痛いのです。押さえた患部からはボタボタと血が垂れてきました。
床にへたりこんで、悶えながらこぶしに浮き上がる数字を確認します。
痛みの数値は379でした。すると扉が鈍い音をあげながら開いていきます。
ほふく前進をすれば入れるほどの隙間でした。扉が閉まる前に外へ出なくてはなりません。
スマホのライトで照らしながら這いつくばって奥へと進んでいきます。
人1人がギリギリ通れるくらいの狭い穴でした。扉は10秒で閉まってしまいます。
それまでに外に出なければ戻ることさえできずに閉じ込められてしまいます。
もしそうなればここが自分の棺にと化す、そう思いながら目の前の光さすほうへ進みます。
出口がありました。
扉は2つあり、もう一つの扉も10秒で閉まるようになっていたようです。
急がなければと、もう今にも閉まりそうな出口に向かって手を伸ばすと、向こう側から誰かに腕を掴まれるのでした。
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「拷問迷宮 第4話」の感想
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4話は爪というシンプルなタイトルがより一層怖さを引き立てるほどただ爪を剥がすだけのシーンでした。
いとも簡単にやってしまえば1コマで終わるような描写を数ページにわたり描くことで、なかなかできない恐ろしさと緊張感が増していき、読んでいると自分の手まで痛くなってくるようです。
自分だったら爪を剥がすまで何日も要しそうです。
望月は震える手をおさえながら何度も何度も挑戦してそれでもできなくて、最後は覚悟を決めて剥がしますが痛みを感じるまでの空白の時間がリアルです。
爪がなくなったという事実と肉だけになった指から溢れだす血を見て初めて感じる壮絶な痛み。
きっと想像もできないような痛みでしょうね。
患部をぎゅっと押さえ、声にならない声をあげながら身悶える姿ととにかく痛い。
痛いと伝えられる文字が顔をしかめてしまうほど本当に痛そうです。
ここまで痛烈な痛みを感じたことで扉が1人這いつくばって出られるくらい開きましたが、見動きも取れずただ前進するしかないほど狭い場所にムカデが這っていて気持ち悪かったです。
普段なら驚き振り払いそうですが、爪を剥がしたくらいの望月はムカデなんて何とも思わないくらいになっているんですね。
そして扉が向こう側にもう1つ。
そこまで抜けられないと閉じ込められてムカデと共に死を待つだけの棺になってしまうのが恐ろしいです。
果たして望月は脱出することができるのでしょうか。
それでは、「拷問迷宮」のコミック情報です。
「拷問迷宮」の公式あらすじ
公式あらすじ
「爪だ。爪を剥ぐ」痛みを可視化する、密室自傷ゲーム。
目覚めると、そこは無骨で無機質な空間。
あるのは、扉と拷問器具のみ。
状況を把握出来ないまま、右手の甲に浮かび上がるアラビア数字。
“君の痛みを僕は知る”
痛みと扉が連動していることを知った青年の行動はただ一つ、耐えること。
「拷問迷宮」の掲載誌、出版社、著者情報
掲載誌: Bバンチ
出版社: 新潮社
著 者:田近康平
「拷問迷宮」の目次
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目 次
第1話 望月京一郎
第2話 ノッキング・オン・ヘブンズ・ドア
第3話 椅子は語る
第4話 爪
第5話 生存者たち
第6話 新たなルール
第7話 思惑
第8話 孤立
第9話 指切り
第10話 前夜
第11話 時
第12話 枷の行く先
第13話 昨日の敵
第14話 狂気
第15話 嬲り嬲られ
第16話 先住者たち
第17話 来るべき人間
第18話 朝陽莉子
第19話 奔る炎
第20話 軽くなった命
第21話 3本
第22話 こぼれ落ちた命
最終話 円環
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