恨コミック「御手洗家、炎上する」あらすじ無料ネタバレと感想|藤沢もやし著
家族を崩壊させた女への復讐劇!
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こんにちは、マンガ大好きな亀太万太郎です。
人の恨みは怖いです…
今回紹介する「御手洗家、炎上する」というタイトルの漫画は、恨みを晴らす女の復讐劇を書いたもの。
その復讐方法がなんとも…
それでは早速「御手洗家、炎上する 1巻」をレビューしていきます。
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御手洗家、炎上する | |
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目 次
「御手洗家、炎上する」登場人物(主人公)とあらすじ
登場人物
村田杏子:山内しずかという名前で家事代行の仕事をしている25歳。13年前の名前は御手洗杏子。
真希子:御手洗家の後妻。
あらすじ
13年前の自宅全焼により全てを失った杏子。
母の火の不始末とされ母は離婚し、その後父が再婚した相手が母のママ友だった真希子でした。
杏子は全てがおかしいと、この女が何もかも奪ったと復讐のため御手洗家に潜入するため家事代行サービスとして訪ねます。
杏子は火事の原因は絶対にこの女だと思っていました。残された証拠を暴くために偽名で潜入を試みたのです。
「御手洗家、炎上する」のネタバレ
家事代行サービスをしているしずかは初仕事先の御手洗家へ行き、玄関でマニュアルどおりの挨拶をすると、家事代行を頼んでいることを知られたくない御手洗の妻が怒ります。
しずかは前の人からの引き継ぎで聞いていなかったので謝ります。
そして奥様が出かけている間にモデルルームくらい綺麗に掃除して欲しいと頼まれました。
読者モデルをしている奥様はこの仕事をもっともらうには家のことも完璧であるということを印象付けないといけないと言います。
今日が初日で契約に至るには気に入られないといけません。
しずかは何としてでも契約にこぎつけるため必死に掃除しました。
これからの計画のためにも、そう思うのです。
ふと、人の気配を感じましたが誰もいませんでした。
奥様は戻るなり完璧に掃除した部屋を見て契約してくれました。
そして名前を聞かれ、山内しずかと答えます。
しずかは母が入院している病院に寄ると妹が来ていました。
バレなかったと報告するしずか。そして御手洗家から盗ってきたバレッタを見せます。
それは元々母のものでした。
あの御手洗の奥様、あの女こそが全て盗ったんだと憎しみをあらわにします。
しずかの家族は13年前に崩壊しました。
きっかけは火事です。
燃え盛る炎の中、土下座をした母の姿は今も目に焼きついて離れませんでした。
その野次馬の中に今の御手洗の奥様がニヤリと笑って立っていたのをしずかは覚えているのです。
火事のあと父と離婚した母ですが、その後、父が再婚したのは母と親しかった女でした。
それが今の御手洗家の奥様なのです。
そしてしずかは偽名であり、本当の名前は村田杏子。
13年前は御手洗杏子なのでした。
後妻である御手洗の妻である真希子に全てを奪われたのです。
その昔、母と真希子はママ友でした。
いつも綺麗でお洒落な母と、擦り切れた服で貧乏な真希子は正反対。
そんな母を憧れてか妬んでか、だんだん真希子が母に似てくることに違和感を感じていました。
後に真希子が、御手洗真希子となったことを知った時には既に手遅れだったのです。
家事代行として真希子の家に出入りするようになりましたが、もっと深く関わらなければと考えます。
そこで得意の料理を冷蔵庫にあるものだけで振舞うと驚いて感心する真希子。
そして時間が余ったから2階も掃除すると言うと2階へ立ち入ることは断固として拒否するのでした。
物置の掃除を頼まれていると、母が気にいって大事にしていたパンプスを見つけました。
母の大事な思い出だとパンプスを抱きしめます。
そして病院へ行き、盗んだパンプスを母に見せます。
母は懐かしそうに思い出しますが、杏子のことを娘だと思えないと言うのでした。
そう、母は記憶喪失なのです。それもある一部だけが欠損する障害でした。
バレッタもパンプスも覚えているのに杏子のことはわからない母。
杏子は悲しみでいっぱいでした。
母はいずれ火事のことも思い出す、そう思いますが、あの火事には絶対に何かあると思うのでした。
あの火事が母のせいではないという証拠を杏子は突き止めようとしているのです。
いつの間にか母の生涯を別の人間である真希子が歩いていることに憎しみが溢れてきます。
2階にあがるなと言われた杏子ですが誰もいない昼間ならとそっと2階へ行くと、まるでニートの家のようなゴミ部屋が広がっていました。
そしてなんとそこには男が立っていたのです。
驚いて尻もちをつく杏子。
家事代行で来ているとすぐに弁解しますが、その男はキレて杏子を部屋から追い出します。
そして2階にあがったことは黙っておくから二度と来るなと言われました。
杏子は男が小さい頃良く遊んだ兄弟の弟だと悟ります。
真希子は引きこもりになった息子を隠して生きていたのでした。
ゲームが好きだった弟ですがパクチーが好きだったことを思い出します。
逆に兄の方はパクチーが苦手でした。
杏子はどうせならニートの弟も巻き込んで味方につけようと企み、幼い頃好きだったパクチーをいれたサンドイッチを作りますが一口しか食べませんでした。
そこで杏子はそれが弟の真二ではなく兄の希一の方だったことに気付くのです。
小さい頃は弟より兄の希一のほうが優秀だったので兄の方がニートになったことに驚く杏子。
優しかった風貌もそこにはありませんでした。
幼い頃、杏子の憧れだった希一が社会不適合者になってしまったことを受け入れられません。
杏子は希一と接触を試みます。
すると昔、希一が星が好きだったことを思い出し、星をきっかけに少し話すことができたのです。
それからも得体の知れぬ動物とコミュニケーションをとるように希一とのわずかな会話を続けるのでした。
希一は警戒しながらもパソコンで山内しずかと検索をかけていました。そしてその名前を口にだしてつぶやきます。
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「御手洗家、炎上する」の感想
復讐劇ストーリーです。幸せだった家庭をぶち壊し、自分の母までおかしくさせた女を陥れるための計画を立てじわじわと詰め寄ります。
まずは家事代行として女の家に出入りすることに成功した杏子は、その家にある母の思い出を盗んで持ち帰っていきます。
母から父を奪い再婚し御手洗家の後妻となったその女は真希子といい、元々母のママ友だったんですね。
しかも貧相で花のない女でした。
それでも母はすごくよくしていて本当の友達だと思っていたのに、真希子は何でも持っていて幸せな母を陰で妬んでいたんですね。
憧れが嫉妬に変わり、母の持っているもの着ている服全てを真似してまるで母の生き写しみたいになっていく真希子を見て子供ながらに杏子は嫌な気持ちがしていたのです。
気付けばそれがエスカレートし火事で自宅が炎上し、母は離婚に追いやられまさか真希子が父と再婚するなんて思いもよらなかったのです。
火事は母の火の始末の不祥事と片づけられましたが、杏子は絶対に事件性があると確信しているんですね。
それは真希子が放火したということです。
火事と離婚と全てのストレスから記憶喪失になった母の代わりに、名誉のために杏子は復讐するんです。
復讐のためとはいえ顔を見るのも嫌なはずなのに、潜入するためには家事代行しかないと思ったのでしょう。
絶対に真希子が放火したという証拠がこの家の中にあるはずだと思っているのでその手掛かりを探すまでの壮大な復讐劇なんだと思います。
そして小さかった頃よく遊んでいた真希子の息子である兄弟が意外な人生を歩んでいて、憧れだった優しい兄の希一がまさかの引きこもりニートの社会不適合者に。
全く心を開く様子のない彼ですが星の話には耳を傾けましたね、これから少しずつ杏子が心をほぐしていくのでしょうか。
とてもよくできたストーリーなのでドラマ化したらすごく面白いんじゃないかと思いました。
それでは、「御手洗家、炎上する」のコミック情報です。
「御手洗家、炎上する」の公式あらすじ
公式あらすじ
代々病院を経営する御手洗家が全焼するという不幸な事件があった。
原因は妻の火の不始末とされ彼女は燃えさかる家の前で土下座して謝罪した。
13年後、村田杏子は家事代行として御手洗家に勤務となる。
出迎えたのは後妻の真希子。厳しい基準を課されたが杏子は契約までこぎつける。
しかし、彼女が御手洗家に潜入したことには真の目的があった――。
期待の新鋭が挑む、ある一家の火事から始まる本格ホームサスペンス!
「御手洗家、炎上する」の掲載誌、出版社、著者情報
掲載誌:Kiss
出版社:講談社
著 者:藤沢もやし
「御手洗家、炎上する」の目次
目 次(1巻)
第1話 バレッタ
第2話 パンプス
第3話 サラダサンド
第4話 スピカ
御手洗家、炎上する | |
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「御手洗家、炎上する」の配信サイト
BookLiveコミック | 公式サイト | 462Pt |
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