サイコパス漫画「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~(4)」あらすじ無料ネタバレと感想|
天ヶ江ルチカ/新堂冬樹著
その様子を日記に付ける娘
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こんにちは、マンガ大好きな亀太万太郎です。
人間が動物に見えることはありますか?
サル、チンパンジーや馬に似ている人はいますね。
今回紹介する「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~」は、主人公桂木涼子は動物に対して毒物を試して殺してしまいます。
家族も動物に見えてしまったり…
かなりサイコパスチックな内容になっています。
何でも実話をもとに描かれたストーリーみたいです。
それでは早速「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~(5)」をレビューしていきます。
摂氏零度の少女 ~私がママを殺すまで~ |
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目 次
「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~(4)」登場人物(主人公)とあらすじ
登場人物
桂木涼子:家族の前では普通の女子高生だが裏では毒キノコを採取したりドクニンジンを栽培したりしてそれを動物に試し死ぬが実験をしている。
涼子の母:多忙な雑誌の編集者。夫が働かないため家族のために仕事と家事をこなしており、優しくて家族思いの良き母。
あらすじ
涼子と友達になりたいという里村を連れて秘密の場所へ案内した涼子。
しかし動物の死骸を宝物だといって見せると里村は嫌悪感を抱き、去って行ってしまいました。
「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~(4)」のネタバレ
ー 学校買えり -
里村は涼子と友達になれて嬉しそうについていきます。
涼子は彼女をリトルワールドと呼ぶ森へ連れて行きます。
涼子は立ち止り、宝物を見せるというと土の中に埋めた雀の雛の死骸や猫の死体を見せます。
そして飼い犬リトルに似た死骸も。
里村はそれらを見て驚愕し、あんたなんか友達じゃない、気持ち悪い女と言い軽蔑し、去っていきました。
涼子はがっかりし、みんなが何故理解できないのかわかりませんでした。
死ぬことで病気も苦しみもない幸せな世界にいるのにと。
ー 自宅 -
その頃、涼子の母は吹き出物ができたり口内炎が酷くなり、白目も黄色く濁っていました。
そして原因不明のおう吐にも悩まされます。
それは大事な仕事中にも症状が表れ、先方との商談も上手くいかなくなってしまいます。
そんな母の症状を見て姉が心配して涼子に相談してきました。
しかし涼子はつらそうだとしか言わないので心配じゃないのかと怒る姉。
口内炎で水分が取れない母に、氷を舐めさせる涼子。しかしその氷にもタリウムを仕込んだのでした。
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「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~(4)」の感想
涼子に憧れて友達になりたいと思い近づいてきた里村を受け入れた涼子は、友達ならと自分の秘密の場所に連れて行きました。
しかし見せられたのはホルマリン漬けにされた動物の死骸です。
しかもそのために自ら殺したと普通に言う涼子に里村は嫌悪感を示します。
そして気持ち悪い女!と言い捨て去っていきました。
涼子は何がいけないのか全くわかっていません。
それこそがサイコパスです。
里村も涼子に妙に近づきたがっていたのでちょっとおかしい子なのかなと思っていましたが、彼女はまともでした。
そんなもの見せられたら嫌悪感満載ですし、軽蔑しますよね。
里村が涼子に近づくことは二度とないでしょうね。
できたばかりの友達をいきなり失った涼子ですが、すこしがっかりはするものの、それは友達を失ったことではなく自分のやっていることが理解されないことへの落胆です。
病気になれば苦しむ、だから殺してあげて生きることから解放されれば幸せになれるのにと本気で思っているのです。
根本的にこの考えを変えない限りは涼子は動物殺しを続けるでしょうし、母親が死ぬのも時間の問題ですね。
涼子は母親に少しずつタリウムを飲ませることでジワジワと死に追いやっていますが、母親の症状がどんどん重くなっていく描写がすごく怖いです。
仕事中も具合が悪くなり、大事な商談を失敗してしまったり、おう吐したり、辛くて見ていられません。
毒でどんどん母親が弱っていく様子がこの漫画の一番怖いところだと思います。
涼子の姉は、飼い犬のリトルが死んだ時も大泣きして感情をあらわにしていましたが、涼子はそういうことができないというのも小さい時からおかしかったのかなと思いました。
母親に毎日少しずつ毒を盛ってそれを日記につけるという異常な行動も本当に恐ろしいです。
このお母さん、家族思いでとてもいい母親なのにまさか娘に殺されそうになっているなんて思ってもいないはずですよね。
それでは、「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~」のコミック情報です。
「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~」の公式あらすじ
公式あらすじ
頭脳明晰で医学部を目指す桂木涼子は、毒キノコを採取し、ドクニンジンを栽培し、近所の猫や学校で飼われているニワトリで死の実証試験を行っていた。
それは幼いころ、愛犬を安楽死で見送った時、獣医師から「死ぬことで楽になることだってある」と告げられたことが心に残っていたからだった。
毎日家族のために、身を粉にして働く大好きな母親を楽にしてあげるため、積み上げてきた実証試験をもとに、涼子の母親を殺す『悪魔の実験』がはじまる――。
毒で母親が弱っていく様をリアルに描き話題をよんだ、新堂冬樹の小説をコミカライズ!
※この作品は『ダークネスな女たち Vol.18』に収録されています。
「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~」の掲載誌、出版社、著者情報
掲載誌:ダークネスな女たち
出版社:ぶんか社
著 者:天ヶ江ルチカ(あまがえるちか)/新堂冬樹(しんどうふゆき)
「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~」の配信サイト
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