サイコパス漫画「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~(6)」あらすじ無料ネタバレと感想|
天ヶ江ルチカ/新堂冬樹著
徐々に弱って行く母を観察する娘
☆無料試し読みはこちら☆
▽ ▼ ▽ ▼ ▽
画像をクリック!!
こんにちは、マンガ大好きな亀太万太郎です。
人間が動物に見えることはありますか?
サル、チンパンジーや馬に似ている人はいますね。
今回紹介する「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~」は、主人公桂木涼子は動物に対して毒物を試して殺してしまいます。
家族も動物に見えてしまったり…
かなりサイコパスチックな内容になっています。
何でも実話をもとに描かれたストーリーみたいです。
それでは早速「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~(6)」をレビューしていきます。
摂氏零度の少女 ~私がママを殺すまで~ |
|
最初から読む! | 全話読む! |
目 次
「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~(6)」登場人物(主人公)とあらすじ
登場人物
桂木涼子:家族の前では普通の女子高生だが裏では毒キノコを採取したりドクニンジンを栽培したりしてそれを動物に試し死ぬが実験をしている。
涼子の母:多忙な雑誌の編集者。夫が働かないため家族のために仕事と家事をこなしており、優しくて家族思いの良き母。
京子:涼子の姉。涼子のブログで日記を読んで涼子が母を殺そうとしていることに気付く。
あらすじ
涼子が自分を殺そうとしていると言われてもブログを見せられても母は涼子を疑うことはできず、おかしいのはそんなことを言う京子だと言い怒鳴りました。
信じてもらえない悲しみで京子は泣きながら店を飛び出すのでした。
「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~(6)」のネタバレ
京子は母に涼子のブログを見せます。
名前は風矢信介という男性が書いている小説風となっているブログ。登場人物も家族を動物に例えています。
しかしそれは男に見せかけて実際は涼子が書いており、これが自分の家族構成と合致していると母に訴える京子なのでした。
母はあんなに自分の身体を心配してくれている涼子が自分を殺そうとしているなんて全く信じられませんでした。
京子が何を言っても偶然だと言います。
しかしなんとかして母にわかって欲しい京子は必死で訴えます。
このままでは本当にママは涼子に殺されると。
しかし母はそんな京子に怒鳴ります。
そして変なのは涼子じゃなくて京子だというのでした。
わかってもらえない悲しみで京子は泣きながら涼子が変なんだと言いました。
母が自分を信じてくれないことに絶望した京子は店を出て行きました。
その頃、涼子はスムージーを作っていました。
これなら口内炎でも飲めると思い、そこにタリウムを入れます。
母の帰りが遅いことを心配した涼子。
すると母が帰ってきました。
涼子の顔を見て京子の言葉を思いだす母。
しかし相変わらず身体を心配してくれる涼子に、やっぱり京子の方がおかしいんだと思います。
涼子はこんなに気遣ってくれる優しい子なんだからと。
今日はもう休むという母にさっき作ったスムージーを持っていく涼子。
母は喜んで全て飲み干します。
こんなに優しい娘を疑うなんてことをしたら母親失格だと思うのでした。
涼子は姉がお風呂に入っている間に姉の携帯を盗み見ると姉が自分のブログを見ていたことがわかります。
そしてブログに新しく、姉が改心しなければ実験対象を姉に変更すると動物に例えて書きました。
母は顔が腫れまくり、肌は荒れ、抜け毛もすごくなっていました。
涼子はそんな母の姿を観察します。
内臓が全部出てしまうくらいの苦しみでおう吐し続ける母。
試しに毒入りの食事を作って母に持っていきますが、食べてもおう吐してしまうため、もう固形物からの摂取は難しいと考えます。
摂氏零度の少女 ~私がママを殺すまで~ |
|
最初から読む! | 全話読む! |
「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~(6)」の感想
お母さんが弱って行く姿を見るのが痛々しくて見ていられませんね。
話が進むごとに母の病状が酷くなっていきます。
むしろ涼子のお母さんが死んでいくまでの経過を見ていく漫画みたいになっているくらいです。
京子はそんな母に必死に涼子が殺そうとしていることを訴えますが、母は全く信じません。
むしろ逆に京子を怒る始末。
母親として、娘を疑うなんてことはありえないと思っている母。
ある意味すごく子供思いで良いお母さんなのですが、京子の言うこと聞いてあげて~!!って思ってしまいます。
京子は悲しいですよね。こんなに一生懸命教えてあげて警告しているのに、妹を疑う姉がどうかしてるなんて言われてしまうんですから。
ブログは男性の名前で書かれており、家族も動物に例えられています。
しかしそこに書いてある内容はまるで母のことと同じなんですよね。
それでも涼子を疑うことはできない母。
しかし随所にもしかし毒のせい・・・?とかこれも・・・?とか母の心の内を知ることができます。
ただ、それでも娘を完全に疑うことはできないんです。
帰ってきて涼子に優しくされ、ますます涼子への感謝の気持ちでいっぱいになってしまいました。
姉の警告を真に受け止めない限り、母は死に向かうしかないため、どうにかして今の段階で喰いとめて欲しいですね。
今ならまだ間に合うと思うのです。
それにしてもいくら病院嫌いといっても抜け毛、おう吐、口内炎、これらが毎日続くわけですから普通は病院へ行きますよね。。。
ブログを姉に見られていたことに気付いた涼子は、大人しくしないとターゲットを姉に変更するとブログに書きました。
姉への宣戦布告でしょうか。
それでは、「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~」のコミック情報です。
「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~」の公式あらすじ
公式あらすじ
頭脳明晰で医学部を目指す桂木涼子は、毒キノコを採取し、ドクニンジンを栽培し、近所の猫や学校で飼われているニワトリで死の実証試験を行っていた。
それは幼いころ、愛犬を安楽死で見送った時、獣医師から「死ぬことで楽になることだってある」と告げられたことが心に残っていたからだった。
毎日家族のために、身を粉にして働く大好きな母親を楽にしてあげるため、積み上げてきた実証試験をもとに、涼子の母親を殺す『悪魔の実験』がはじまる――。
毒で母親が弱っていく様をリアルに描き話題をよんだ、新堂冬樹の小説をコミカライズ!
※この作品は『ダークネスな女たち Vol.18』に収録されています。
「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~」の掲載誌、出版社、著者情報
掲載誌:ダークネスな女たち
出版社:ぶんか社
著 者:天ヶ江ルチカ(あまがえるちか)/新堂冬樹(しんどうふゆき)
「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~」の配信サイト
まんが王国 | 公式サイト | 150 Pt |
摂氏零度の少女 ~私がママを殺すまで~ |
|
最初から読む! | 全話読む! |