「わたし、映えてる?~SNSの痛い女(2)」あらすじ無料ネタバレと感想|浅野まいこ
全部真似して同じになれたら
彼氏も奪いたくなったストーカー女
☆無料試し読みはこちら☆
▽ ▼ ▽ ▼ ▽
画像をクリック!!
こんにちは、マンガ大好きな亀太万太郎です。
同性のストーカーいますよね??
どういう心境なのでしょうか??
自分にはサッパリ理解ができません…
さて、今回紹介するマンガは、「わたし、映えてる?~SNSの痛い女(2)」というタイトルで、憧れの人の真似をするだけでなく、その彼氏まで欲しがっちゃうという図々しい女のお話です。
それでは早速レビューしていきます。
目 次
「わたし、映えてる?~SNSの痛い女(2)」登場人物(主人公)とあらすじ
登場人物
小林真琴:美人で何でももっている里桜が羨ましい。デブでブスで冴えない風貌だがメイクも服も髪型も里桜の真似をし始める。
清水里桜:雑誌の副編集長でSNSも大人気の有名人。美人でスタイルがよくファッションセンスも良い。新人の真琴にファッションや髪型を真似され不快に思い始めてきた矢先に教えた飲食店まで何もかも真似されおかしいと気づき不審に思い始める。
遼平:里桜の彼氏。イケメンで優しい。真琴のおかしな行動に鈍感であまり気づいていない。
あらすじ
容姿も体型も冴えない真琴は、美人でスタイル抜群の雑誌の副編集長である里桜に目をつけ、同じ会社で働き始めるとファッション、髪型、メイクなど里桜の真似をし始めるが、それだけでは飽き足らず更にエスカレートしてインテリアまで丸パクリし、更には彼氏の遼平にまで目をつけ始めます。
「わたし、映えてる?~SNSの痛い女(2)」のネタバレ
一緒に働き始めた新人の真琴が、最初は一生懸命仕事に取り組んでいたと思っていましたが真琴は雑誌の編集の仕事がしたかったわけではなく、里桜の近くで里桜の真似をしたかっただけなので、全く仕事ができません。
髪型やファッションを真似され続ける毎日な上にそんな状態の真琴に里桜はイラ立ち始め、真琴の仕事の遅さと効率の悪さとミスに頭にきて他の社員の前で大きな声で怒鳴り声をあげ怒りました。
普段温和で優しい里桜のそんな姿に編集長もなだめ、他の社員たちもあんな優しい人でも怒るなんてとザワつきます。
みんなは自分がこんな思いをしていることを知らないだけ、そう思う里桜はSNSを開くと真琴である「コマ」さんからの馴れ馴れしいコメントで埋まっているのを見て、ますます嫌になってきます。
真琴にコピーし続けられることで自分のペースや居場所が崩され、不快な思いが増していく里桜は真琴を疎ましく思います。
ある日、普段香水をつけない里桜に遼平が自分と一緒にいる時だけ付けて欲しいと言い、香水をプレゼントをします。
それを遠くから不機嫌な顔で見詰める真琴なのでした。
そんな時、里桜のSNSが炎上します。里桜の旅レポはお金のためだとかテレビに出るのも出演料をもらい金の亡者だとかそんなでたらめのコメントで埋まっているのでした。
誹謗中傷を受け続けて数日、精神的に追い詰められた里桜でしたが、真琴がコメントで自分の味方をしてくれているのを見て、真琴を見る目が少し変わり、お礼を言います。
里桜は編集長にSNSをしばらく休もうと思うということを相談すると、編集長は代わりに真琴に頼んでみると言います。
いつの間にか真琴のSNSはいいねがいっぱいつくようになり、編集長も一目置いていたのでした。
しかしその内容を見ると全て里桜が教えた店での写真でした。里桜は真琴が怖くなります。
いつも見られている気がして、気持ちが悪いし真琴と同じになりたくない、服も買うと真似される、どうしたらいいか困惑します。
会社帰りに、真琴がなぜか遼平と一緒に待ち合わせをしていました。遼平が里桜にプレゼントしたものと同じ香水をつけていて、その香りに気づいた遼平は里桜が約束を守らず真琴に同じ香水を教えたと思い、不快に思います。
そして里桜がやってきて、なぜ真琴を一緒にいるのか問いただすと、里桜が3人で食事をしようと聞いたと言い返します。
更に香水の約束を守らなかったことも責めると、何が何だかわからない里桜は、真琴に仕組まれたと気づき、嘘つきと罵倒しますが、遼平は里桜を信じてくれません。
そこで真琴が突然お腹が痛いと言いだしますが、里桜はそれもまた嘘だといい放置して帰ります。
優しい遼平は真琴を放っておけず家まで送り届けますが、真琴の部屋を見ると里桜の部屋と何もかもまるっきり同じなのを見て気味が悪くなります。
真琴はお腹が痛いのもやはり嘘で、突然遼平に迫り、自分は里桜だと言い、遼平のことが好きだと言うのでした。
つづく…
「わたし、映えてる?~SNSの痛い女(2)」の感想
真琴はただの真似っこからストーカーへと変貌していきましたね。
でもその自覚が全くない、真似して何が悪いの?といった始末です。
しまいには彼氏も自分のものにしたくなるという里桜の彼がかっこいいからではなく、里桜のものだから欲しいんですよね。
真琴側に否定的な意見が多いと思いますが、里桜も真琴にされることが嫌ならはっきりと言えばいいわけで、人によく思われたいというのは一緒で、2人は紙一重なのかなと思います。
自分をよく見せたいから里桜のコピーをする真琴と、いいねをたくさんもらう自分に優越感を抱いている里桜は、自分が美人であることも自覚しているし、真琴へのコメントの返信も、明らかに見る人を意識してやっているんですよね。
里桜は自分が誰もが羨む存在であるということをわかっているからこそ、そう思っていない風に装い、自然にふるまってるだけで私は素敵というのがどこかにあって、やはりSNSって作られた怖さというか自分に自信のある人ってみんな少なからずそういう部分があると思います。
いいねとコメントの通知が鳴りっぱなしの里桜はそれが当たり前であって、充実している自分を真琴にパクられることで壊され、それに苛立ち、本来温和である性格も崩れていってしまうんですね。
里桜はSNSで称賛されることでその自信が仕事への活力にもなり、バランスをとっていたのでしょう。
一方、遼平が鈍感すぎるというか人が良すぎるというか、真琴のヤバさに気づくのが遅すぎますよね。
明らかに毎回出現するたびに自分の彼女と双子のような格好をしているのを見ても何とも思わないのはあり得ませんね。
真琴の腹痛のシーンも、救急車でも呼んで里桜のほうを追いかけるべきだと思いました。
それでは、「わたし、映えてる?~SNSの痛い女(2)」のコミック情報です。
☆無料試し読みはこちら☆
▽ ▼ ▽ ▼ ▽
画像をクリック!!
「わたし、映えてる?~SNSの痛い女(2)」の公式あらすじ
公式あらすじ
「だって…“いいね”が欲しいから!」
異常な承認欲求は人を狂わせる――!?
清水里桜は旅雑誌の副編集長で、SNSでもフォロワーが多い有名人。
里桜のファンを自称する小林真琴が転職してきたことにより、里桜の日常が壊れていく。
――お気に入りの店、服装、髪型、そして自宅の内装…真琴のSNSにアップされる画像は里桜と同じもので…。
ニタニタと笑いながら里桜を追い詰めていく真琴。
「すべて里桜さんと同じです…私は里桜さんなんです。」
貴女の隣にいるかもしれない、SNSにハマった痛い女たちの暴走の理由とは――!?
ネット上のトラブルに巻き込み、巻き込まれた人々の物語…!!
掲載誌:Blackショコラ
出版社:グループH
著 者:浅野まいこ
「わたし、映えてる?~SNSの痛い女(2)」の配信サイト
BookLiveコミック | 公式サイト | 216 Pt(全3巻) |
☆無料試し読みはこちら☆
▽ ▼ ▽ ▼ ▽
画像をクリック!!