まんが「42歳で産みます」あらすじ無料ネタバレと感想<~レス11年目の妊娠~|宮島葉子著
高齢で4人目の妊娠と出産をきっかけに家族が…
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こんにちは、マンガ大好きな亀太万太郎です。
日本は少子化が問題というニュースが出たりしています。
確かに少子化は大きな問題で、高齢者を支える人口が減っているのは大変なことだと感じています。
それに加えて、女性の高齢出産も大きな問題になっていますよね。
女性のカラダ、産まれてくる赤ちゃんのリスクが高くなってしまうようです。
さて、今回紹介するマンガは、「42歳で産みます~レス11年目の妊娠~」というタイトルで、超久しぶりに夜の営みをしたことにより妊娠…
それをキッカケとして家族が…
それでは早速「42歳で産みます~レス11年目の妊娠~」をレビューしていきます。
目 次
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「42歳で産みます」登場人物(主人公)とあらすじ
登場人物
ママ:3児の母親。42歳にして第4子を授かる。
長田:夫。子会社に出向になった。
浩美:長女。予備校に通っている。成績が落ち気味。
ユキ:次女。彼氏がいてキスまでした。ダイエット中。
タク:長男。小学5年生の息子。万引きをするような友達と付き合っている。
あらすじ
42歳にして4人目を授かり、困惑するも産む決意をしましたが3人の子供たちは無関心で・・・。
「42歳で産みます」のネタバレ
ママは中学生の娘2人と小学5年生の息子がいる42歳、家庭にも問題がなく子育ても一段落し、PTA仲間とランチを楽しんでいます。
皆、子育てに追われ、気づくと人生の折り返し地点にきていました。
話すことと言えば子供のことより自分たちの健康についてばかりです。
そんなある日、更年期障害と思い病院へ行くと、まさかの妊娠3か月だと告げられます。
もう3人の子供がいるので、夫に話すと経済的な面で乗り気ではありませんでしたが、産みたい気持ちが大きいのでした。子供たちに話すと思いのほか無関心でしたが、みんないい子だし大丈夫だろうと思うのでした。
ママ友に、妊娠によりPTAの本部役員はできないと告げると、子供たちも難しい年頃だし経済的にも上の子にかけるべきお金を犠牲にすることになるんじゃないかと言われ、4人目を出産することは自分のわがままなのかと困惑します。
その頃、夫は子会社に出向になって面白くないのもありキャバクラで遊んでいました。
小学生の息子は友達に促され万引きをしてしまいます。
次女はまだ処女ながらも彼氏とキスをしており、すぐにでもその先に進みそうな勢いです。
長女は勉強に身が入らず成績も下がり、予備校の先生に注意されていました。
長女にとっては勉強より得意の裁縫をしている時間が大切でした。
大してつわりで苦しむこともなく順調に赤ちゃんは育ち、お腹も目立つようになってきました。
しかし子供たちは関心がないどころか、みんなの現状を注意をすると逆切れして部屋にこもってしまう始末です。
家族みんなが何を考えているかわからない、まさか自分だけが順調に思っていたのかと不安になるのでした。
そして10月、待望の第4子を出産して家に戻ってくると、家の中はごちゃごちゃでカップラーメンの食べかすが転がっている状態でしたが、家族みんな元気にすごしており、安心するのでした。
子供たちは産まれたてホヤホヤの赤ちゃんのそばに寄ってきます。
こんな小さなかごに入っている赤ちゃんを見て皆、不思議な気持ちになっていました。
家を空けていた間食べさせられなかった料理を作ろうとキッチンに立つと、軽くめまいがし、少し横になることに。
そんな中、子供たちは小さな赤ちゃんに興味津津です。
すると泣く赤ちゃん、まだ小さくてふにゃふにゃです。
でも子供たちは戸惑うばかりでどうしていいかわかりません。
するとパパが慣れた手つきでやってみせながら教えてくれました。
みんなをこうやって育ててきた、そんなパパの姿を見てすごいと思う子供たちなのでした。
パパも子供たちの赤ちゃんのころを思い出して幸せな気持ちになっていました。
そこから子供たちは変わっていきます。
長男は万引きした本を返しに行き、お店の人に勇気がいったね偉かったねと言われます。
次女はエッチしたいと言うばかりの彼氏を軽蔑し始めて別れを告げました。
長女は赤ちゃんの服を手作りし、自分の夢であるモノづくりができる家政科のある高校に行きたいと言います。
子供たち3人は、新しい命を迎えることですっかり変わっていったのです。3人とも赤ちゃんのお世話を取り合うようにするくらい可愛がってくれました。
そしてパパも、出向になったことでやさぐれていたけど赤ちゃんを抱いて子供たちの昔の頃を思い出し、もうひと踏ん張りしないとと思うようになったのです。
夫や子供たちの全部は見えなくても、赤ちゃんを迎えることでこうして家族はまたひとつになれたのでした。
「42歳で産みます」の感想
とても素敵なお話でした!
読んでる途中は、ママ頑張ってるのに空回りしてて可哀想だなぁどうなっていくんだろうとハラハラしましたが、最後はハッピーエンドで幸せな気持ちに包まれるような感動のストーリーでした。
とにかくママが悪いところが1つもないマリア様のような人で、経済的に難しそうでも4人目の赤ちゃんを産みたいと決心し、高齢出産でありながら子供3人を気にかけ、大きなお腹で家事をこなし、退院後も家の中が散乱していても怒ることもなくそれどころかすぐ家事やキッチンに立とうとする、もう見ていてそんなに頑張らないでと思うくらいでした。
母親の知らない子供たちの部分ってたくさんあると思うんです。
このお話も万引き、恋愛、勉強、子供たち3人は個々で悩み、時に間違った方向にいってしまいます。
長男の万引きは友達もやってるし仲間外れにされたくないという気持ちがあるのでしょう、でももし警察に捕まってしまったら・・・?
恋愛も、付き合っていたらエッチは受け入れないといけないという気持ち、でももしそこで安易にしてしまって子供ができてしまったら・・・?
また勉強も、自分の意に反した学校に行ってもしやめることになったら・・・?
全て歯車が狂い始めていて、でもそれを母親に話すことすらできなかったのです。
赤ちゃんが家にきてくれた、その命の偉大さは子供たちの心までも変えていき、万引きしたものは勇気を出して謝り返す、エッチ目的の彼氏とは決別、得意の裁縫を活かせる高校、ここまで突き動かしたのが本当に素晴らしかったです。
もし赤ちゃんができなかったら今頃、母親の知らないところで子供たちが辛い目に合い、苦しんだことでしょう。
子供たち1人1人が変わっていく姿と表情を見ているとこちらまで優しい気持ちになれました。
子供が年頃になって自分の見えないところで何をしているか何を考えているのか不安なのは親としては皆同じでしょうね。
無理に聞き出しても逆に心を閉ざすかもしれませんし、きっかけってすごく大事でこの家族は赤ちゃんを迎えることで本当にひとつになれたのが素敵でした。
そしてもし間違った方向へいってしまっても、頭ごなしに怒るのではなくどうしてそうなってしまったのか寄り添って話を聞いてあげること、抱きしめてあげることが大切なんだなと身に染みて感じました。
この「42歳で産みます」は、短編集5話が収録されていて、どれも心温まる作品になっています。
今回紹介した第1話「42歳で産みます」以外にも素敵な作品があと4話もあります。
是非読んでみて下さい。
それでは、「42歳で産みます」のコミック情報です。
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「42歳で産みます」の公式あらすじ
公式あらすじ
今年42歳、友達との話題は『健康』のことばかり。
もうしばらく生理がないのも『更年期障害』かな…
なんて思ってたのに、妊娠なんて!!
久しぶりすぎて“アレ”…穴が開いてたんだわ(汗)。
我が家はすでに受験を控えた中学生2人に小5の3人の子持ちで、おまけに夫はリストラで左遷されたばかりなのにー!
…でも思い出しちゃったの…赤ちゃんを抱いた時の柔らかな重さを――。
産む決断をした母、しかし、それぞれ問題を抱える夫と子供たちは非協力的で…。
団らんなどすっかりなくなってしまったバラバラ家族に巻き起こる嵐と再生をあたたかな筆致で描く表題作『42歳で産みます』。
ストーリーテラー宮島葉子の人間愛を優しく織り上げた傑作選!!
「42歳で産みます」の掲載誌・出版社・著者情報
掲載誌:女たちのリアル
出版社:大洋図書
著 者:宮島葉子
「42歳で産みます」の目次
目 次
第1話 42歳で産みます~レス11年目の妊娠~
第2話 パワハラ親父と授かり婚
第3話 イケメンも10年で落ちぶれる
第4話 自称「育メン」、マジで××
第5話 新婚初日に離婚危機
「42歳で産みます」の配信サイト
BookLiveコミック | 公式サイト | 648 Pt |
まんが王国 | 公式サイト | 600 Pt |
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