まんがコミック「ハネモノ 第3話」あらすじ無料ネタバレと感想|大林あきら著
出産時に妻と子が死亡
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こんにちは、マンガ大好きな亀太万太郎です。
好きな人と仲良くなると、それだけで気分がアゲアゲになって毎日が楽しくなりますよね。
第3話では千絵がその状態になっています…が静は相変わらず暗い過去を引きずっています…
なかなか笑顔を見せない静…いつになったら笑顔が見られるのでしょうか?
それでは早速「ハネモノ 第3話」をレビューしていきます。
目 次
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「ハネモノ 第3話」登場人物(主人公)とあらすじ
登場人物
中原千絵:主人公。30歳の会社員。病気で子宮を全摘出して子供が産めない体。
榊静:高校で美術の先生をしており、土曜日だけアトリエで絵画教室の講師をしている。
原田真帆:榊とは同じ美大で交際を始め、妊娠をきっかけに結婚をした。
あらすじ
妻がいなくなったという榊は過去の話を千絵に話し始めます。
妻の真帆とは美大で出会ったこと、順調な交際で妊娠がきっかけで結婚したことを話しました。
そして真帆がいよいよ出産という喜びの時に榊が病院に駆けつけると・・・。
「ハネモノ 第3話」のネタバレ
真帆のお腹が大きくなった頃、榊が家に帰るとベビーベッドが置いてありました。
気が早すぎると言う榊ですが、真帆のお母さんとも上手くやっておりとても幸せでした。
臨月に差し掛かり、いつ産まれてもおかしくない時に真帆から陣痛がきたという知らせを職場で受ける榊は、喜びと緊張で慌てて病院に駆けつけます。
もうすぐ産まれるという嬉しさで到着すると険しい顔の医師と泣いている真帆の母の姿がありました。
医師は榊に真帆は羊水塞栓症で子供と共に亡くなったと聞かされます。
分娩時に出血が止まらず心肺停止状態になり蘇生できなかったと伝えられました。
突然のことに何も表情がない榊は死んでしまった真帆の顔を見ても何が起きたのか理解できません。
看護師が死産した赤ちゃんを抱っこしてあげてと言い榊は言われたまま抱っこするとその重みを静かに感じます。
ただ実感がなく何の感情も湧き上がってきません。
病室を出て泣いている真帆の母に話しかけるとお母さんなんて呼ばないでと非難されます。
子供さえできなければ真帆は死なずに済んだと罵倒され、かける言葉もありません。
真帆の父は葬儀の手配も喪主も自分たちでやるから仕事に戻れと言うのでした。
言われるまま榊は今一体何が起きているのかまだ理解できずに涙さえ出ないのでした。
真帆も赤ちゃんも動かなくなっていなくなった、ただそれだけ。
頭の中で今起きている状況を言い聞かせると家に戻り、明日の準備をしようとすると友人の須磨から着信があります。
何事もなかったように普通に出て普通の会話をし、元気と聞かれても普通に答える榊です。
ふと電話を切ると目の前にベビーベッドがありました。
そこで初めて榊は思いだすのです。
真帆との出会いから妊娠を喜び、大きくなるお腹に話しかけていた幸せな日々を。
やっと会えたはずの赤ちゃんも死んでしまったのです。
そして涙は頬を伝い、榊は失ったものの大きさに感情が溢れてきて初めて泣いたのでした。
それから何年も経ち、平坦な感情になってこの話を誰かにすることもほとんどなかったのですがふと、千絵には話せたと言いありがとうという榊の言葉を思い出しながらどうしたらいいか悩みます。
辛かっただろうなとかありふれた言葉しか出てこない自分と、まだ榊を深く知らないのでもしかしたら全部嘘の作り話で女の人に付け入るダメンズかもという思いまで湧き上がってきました。
それでももっと榊の傍にいきたい、知りたい、そう思う千絵。
そんな時、子持ちの友達の家でお茶をすることになり、相談します。
彼女は何もしなくていい、そう言いました。
人の悲しみはその人の中でしか解決できないし、人生半分も生きていれば誰しも色々ある、千絵は千絵でそのままでいればいいと言われ元気が出るのでした。
千絵は榊のことを思うと、好きな部分がたくさん出てきて自分が本当に榊を好きなんだという気持ちをあらためて確信します。
そして前より生き生きとした千絵は榊をデートに誘いました。
バッティングセンターでストレス発散し、お茶をしながら、まだ敬語で距離のある榊に年下だし呼び捨てでいいと言うと、
「千絵、次どこ行く?僕はどこでもいいよ?」
笑顔で榊は言います。
冗談で言ってみただけでしたが千絵にはかなり響いてしまい頭がぽーっとするのでした。
帰りの電車で榊にいつも千絵に癒されているということを告げられ、嬉しく思うのでした。
真帆の命日に墓参りにきた榊は、墓の前で真帆の父親にばったり会います。
千絵はもう榊を誰も傷つけないでと思いながら榊も気持ちが上向きであって欲しいと願うのでした。
「ハネモノ 第3話」の感想
榊が奥さんと子供をなくしたという真相、ずっと気になっていましたが3話で全貌が明かされましたね。
過去を話す榊はとても辛かったでしょうし、それを聞く千絵もどうしていいかわかりませんよね。
どう言葉をかけるべきなのか、たとえどんな辛い経験も実際に直面した本人にしかわかりませんし、逆に他人から見て大したことがないことでも本人にはとてつもなく辛いことだってあります。
こういう時、むやみに言葉を並べるよりもただ傍にいるだけ、話を聞いてあげるだけで救われるなんてことが多いですよね。
それにしても榊がもうすぐパパになるという喜びと共に病院に着いた時の状況は本当に衝撃でした。
台詞を読む前に絵を見ただけで真帆がなんらかの事情で出産中に死んだことがわかり、心が重たくなりました。
そこから真帆が死んだということを理解するまでの榊の心の変化がリアルに描かれていて、読んでいて心が辛くなりました。
医師から妻が亡くなったことを伝えられても死んだ赤ちゃんを抱っこしても優しかった真帆の母親に罵倒されても、自分の置かれている状況が全く理解できておらず実感もできず何の感情も湧き上がってこない無の状態の榊がリアルすぎて辛すぎます。
本当にこういう事態に直面したらすぐに涙は出ないものなのかもしれません・・・。
自分の家族に置き換えて考えるだけでも辛いですが、いざ突然覚悟もなく直面したら私もこうなってしまうのかなと思います。
それすらも想像できないくらい、それこそ経験した人にしかわからない思いでしょう。
それでは、「ハネモノ」のコミック情報です。
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「ハネモノ」の公式あらすじ
公式あらすじ
「ハネモノ」な私でもあなたを愛していいですか――
中原千絵30歳。
もし人間に品質検査があったら、私はきっと「ハネモノ」なんだと思う。
病気をして手術をして…子宮がないから。
夫とは離婚した。
新しい恋も本気になれない…
もう、嫌な思いはしたくないから…。
自分に自信がなくなっていた時、偶然立ち寄った画廊で知り合った榊先生。
先生は穏やかで一緒にいると満たされていく…。
でも、この気持ちが恋心になったところで、私の身体ではきっと悲しい結末が待っているんだろう。
恋に期待できなくなった千絵と、悲しい過去を持つ榊の切なくて暖かい大人の純愛ストーリー。
「ハネモノ」の掲載誌、出版社、著者情報
掲載誌:まんが王国コミックス
出版社:ビーグリー
著 者:大林あきら
「ハネモノ」の目次
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